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あまねくすべての思い出たち
あの素晴らしき日々――
あるいは刹那の興奮もすべては
そう、すべては遠い記憶の彼方へと
まるでぼんやりと白んでくる
明け方の空のように霞んで
もはや消え入りそうな勢いで
廻っては消え、廻っては消え、
弱々しく茫々と……
にべもなく微笑う
疲れた背中だけが
ただぽつんとある
そんな日常が続いて
常に何かに精一杯打ち込んでいないと
気が違ってしまいそうな
そんな予感さえ――
少しでも油断していれば
サアーッと引きずり込まれてゆくような
蟻地獄的恐怖に追い込まれているのか
それとも支えられているのか
今となってはもう何もかもが
解釈らない……
ただ一つ、
「水は高きから低きに流れる」――
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