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1988年3月10日、FM東京プロデュースによって中野サンプラザホールにて行われた、オットットリオのライブの模様を収録したライブ盤。このオットトリオの編成は、T-SQUAREの超絶美音ギタリストの安藤まさひろ、カシオペアの爽やか夏フュージョンの極み系ギタリストの野呂一生、サムピックの使い手で関西のお笑い系ブルースギタリストである元是方スーパー・プロジェクト、現野獣王国の是方博邦を中心に、ドラムにはT-SQUAREの則竹裕之、キーボード&シンセサイザーにはピンクサファイヤのレビューのときにも書かせて戴いた80年代のロック&ポップス界を代表する敏腕プロデューサー笹路正徳、セッション系ミュージシャンのベーシスト美久月千晴らで結成されていますのでサウンドの方はお墨付きです。
このアルバムでは洋邦のポップス・スタンダード・ナンバーが2曲収められています。スーパーギタリスト鳥山雄司などもカバーした坂本九の「上を向いて歩こう」と、T-SQUAREの「Omens
Of Love」を彷彿とさせるほど爽やかにアレンジされた、ボズ・スキャッグスの「WE'RE ALL ALONE」です。
1曲目から紹介すると、まずこれもまた爽やかに跳ねるようなリズムの王道シャッフルラインのメロディーがノリノリの「BOYS
BE AMBITIOUS」、2曲目はトリッキーなキメ系リフとソロが耳に心地よい「GUITAR CUBIC」、3曲目にはメロウな出だしから熱い後半の盛り上がりまでが名曲の呼び声高い?是方のブルージーな秀作「PRICIA」、クリーントーンと伸びやかなソフトな歪み系サウンドとのコントランストが美しい楽園的サウンドの「MR.
MOON」などが収められています。
このトリオ(3人組)というバンド編成に憧れを持ったのは大学2年くらいの頃だったろうか……。
以前、ご紹介したアル・ディメオラが、パコ・デ・ルシアやジョン・マクラフリンなどと結成したスーパー・ギター・トリオもそうですが、他にも、ベック・ボガート&アピスやクリーム、YMO、TMネットワークなんかにしても、とにかく3人だけで音楽を演奏するのが、ソロ回しのときとかすごく変わって聞こえて、結構かっこよくて楽しかったりする。僕らのバンドは歌を歌えるヤツがいなかったので硬派なロックはやれなかったけど、幸いフュージョンを選んだので何とか披露することが出来た。そこで、後ほどレビュることになる高中正義などをやった。高校時代にも卒業ライブで、学校のギタリスト3人がステージに闖入したりして、イベントバンドで演奏することになっていたレッド・ツェッペリンの「ロックンロール」を一段と盛り上げた。
この爽やかな春に、是非一度、この紳士たちのプレイをご堪能くださいませ。この春を一層、爽やかに感じることが出来るようになるとお約束できましょう……。
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