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このレビューもめでたく第55回ということで、ちょっとGoGoな曲のご紹介です(爆)。
Tommy february6がカバーしたことでも知られる、ディスコ・ナンバー史上に輝く不朽の名作、そして世代を問わずクラブシーン等で支持された、「CAN'T
TAKE MY EYES OFF YOU(君の瞳に恋してる)」が収められた、BOYS TOWN GANGのベスト盤です。
他にも椎名林檎や、ナンシーウィルソン、ペット・ショップ・ボーズなどがカバーし、フランキー・ヴァリ率いるフォーシーズンズが原曲を歌っていて、一時期ダイハツ「MAX」のCMなどでも流れたことがあるようなので、もはや知らない人はいないほどのスタンダード・ナンバーでしょう。また、こんな曲がすっごく似合ってた80年代には、バブルの象徴とも言うべきフェラーリ所有者、石田純一をはじめ、中山美穂、菊地桃子、藤田朋子、前田耕陽等が出演したトレンディードラマのタイトルにもなっていましたよね?
僕とこの曲との正式な出会いは大学1年のときにさかのぼります。高校卒業まではジャパメタなどをコピーしていた僕なのですが、大学の音楽サークルで出会った人たちによって様々な音楽を教えられました。最初に入ったバンドが女性ボーカルの洋楽ポップスのコピーバンドで、先述のデビー・ギブソンやマドンナなど、不滅のポピュラー音楽などをコピーするので楽しかったです。そのバンド内で、いつも決まってラストに演奏するお約束の曲があったのですが、それがこの「CAN'T
TAKE MY EYES OFF YOU(君の瞳に恋してる)」だったのでした。聴いているだけだと気持ちいいのですが、実際コピーしているときに感じるのは、2番での変則的な転調が下手くそに聞こえてしまうから、実際にコピーするときはキーを変えた方がいいのではないか?と不安に思ったり、サビ部直前の園児の入場曲のようなKeyのフレーズがちょっぴり恥ずかしかったりしたものなのです(笑)。だから自分なりに一生懸命ギターをアレンジして弾いた。「一応9thコードだぞ」とか、「ドリカムをコピーしたときに学んだsus4コード、これが正しい使い方だ!」などと独りよがりの余計な心境で胸をいっぱいにしながら弾いていたものだ。
その関係で当時はこういった名曲に多数めぐり合えた。ドゥービー・ブラザーズの「Long Train Runnin'」やビーチボーイズの「サーフィンUSA」なんかもそうでしたが、オリビア・ニュートン・ジョンの「HAVE
YOU NEVER BEEN MELLOW(そよ風の誘惑)」とか、長山洋子がカバーしたバナナラマの「VENUS」や、レモンエンジェルがカバーした「LOVE
IN THE FIRST DEGREE」、そして大ヒット曲「I HEARD A RUMOUR」、BaBeのカバーしたマイケル・フォーチュナティーの大ヒット曲「GIVE
ME UP」や、ディスコソングの定番「INTO THE NIGHT」、「LET ME DOWN」、「BABY BREAK
IT UP!」、また面白系で言えば、僕は聴いたことがまだないのですが、早見優率いるBANILLA BLUがカバーしたKARENのヒット曲「HURRICANE(または「SHOOTING STAR」/2ND
FUNK-TION編曲)」などが有名みたいですね。
それ系から挙げてゆけば、ユーロビート界を震撼させたデイヴ・ロジャースの放ったヒット曲群、すなわちV6がカバーした「KINGDOM
OF ROCK」、「MUSIC FOR THE PEOPLE」、「MADE IN JAPAN」などや、安室奈美恵がカバーしたロリータの「TRY
ME」、キング&クィーンやヴェロニカ・セールズの「SEASON」、ソフィーの「STOP THE MUSIC」、MAXがカバーしたMEGA
NRG MANの「SEVENTIES」やヴァレンティナの「HERMONY」、DOMINOの「TORA TORA TORA」、ユーロビートの代名詞!?「HOT
LOVE & EMOTION」で爆裂ヒットをかましたVIRGINELLYの「kiss me kiss me
baby」、荻野目洋子がカバーしたアンジー・ゴールドの「EAT YOU UP」、他にもD&Dがカバーしまくっていたが、HELENAの「MELODIES
OF LOVE」、DRAMAの「LOVE FOR SALE」、CHERRYの「YESTERDEAY」や「WHEN I
CLOSE MY EYES」、「ROUND N' ROUND」、KARENの「NOTHING'S GONNA TAKE
MY LOVE FROM YOU」、DENISの「TO LOVE ME」、LESUE PARRISHの「REMEMBER
ME」、CRYSTALの「MIRACLE OF LOVE」、東京パフォーマンスドールがカバーした、エモーションズの「Bogie
Wonderland」や、名曲「Best Of My Love」、アース・ウインド&ファイヤーの「Fantasy」、「September」、「Let's
Groove」などや、先述のTHE STYLISTICSの「CAN'T GIVE YOU ANYTHING」や「LOVE
IS THE ANSWER」とか、K.C&THE SUNSHINE BANDの「THAT'S THE WAY」、SHALAMARの「A
NIGHT TO REMEMBER」、BEE GEESの「STAYIN' ALIVE」、JACKSON SISTERSの「MIRACLES」、JACKSON5の「I
WANT YOU BACK」、THE MIRACLESの「LOVE MACHINE」、THE TEMPTATIONSの「TREAT
HER LIKE A LADY」、アバの「Dancing Queen」、RICK ASTLEYの「NEVER GONNA
GIVE YOU UP」、CULTURE CLUBの「MISS ME BLIND」、JOHNNY HATES JAZZの「I
DON'T TO BE A HERO」などはクラブの定番だったし、ドナ・サマーの「LOVE'S ABOUT TO CHANGE
MY HEART」や「ON THE RADIO」、スクール・ウォーズで椎名恵が歌った、BONNIE TYLERの「HOLDING
OUT FOR A HERO」、シーラ・Eの「THE GLAMOROUS LIFE」なんかも良かった。KOOL&THE
GANGの「GET DOWN ON IT」、LIMEの「UNEXPECTED LOVERS」、THE B.B.&Q.BANDの「ON
THE BEAT」、ALTON McCLAIN&DESTINYの「IT MUST BE LOVE」、B.T.
EXPRESSの「HAVE SOME FUN」、AVERAGE WHITE BANDの「LET' GO ROUND
AGAIN」、QUEEN SAMANTHAの「CLOSE YOUR EYES」、 比較的新し目のところでも、E-ROTICの「The
Winner Takes It All」や、eternalの「SO GOOD」、「STAY」、「POWER OF A
WOMAN」、マット・ビアンコの「SUNSHINE DAY」、ジョーダン・ヒルの「Got To Be Real」、「For
The Love Of You(Dance Mix)」、デニ・ハインズの「IT'S ALRIGHT」、「JOY」、チャカ・カーンの「I
Know You, I Live You」、「I'm Every Woman」、「What Cha' Gonna Do
For Me」、ジョディー・ワトリーの「I'm The One You Need」、CE CE PENISTONの「If
You Love Me, I Will Love You」、NICKI FRENCHの「TOTAL ECRIPSE
OF THA HEART」や、JAKI GRAHAMの「Breaking Away」、KYM SIMSの「I MUST
BE FREE」、ちょっとロック調になれば、クィンシー・ジョーンズの「愛のコリーダ」や、スティーヴィー・ワンダーの「PART-TIME
LOVER」、サンタナの「JUST LET THE MUSIC SPEAK」、クラウドベリー・ジャムの「CLICHES」や「TIME
TO MOVE ON」、GEORGE BENSONの「TURN YOUR LOVE AROUND」、BANGLESの「BE
WITH YOU」、THE PRETENDERSの「DON'T GET ME WRONG」、THE NOLANSの「I'M
IN THE MOOD FOR DANCING(ダンシング・シスター)」、フィル・コリンズやDIANA ROSS &
THE SUPREMESの「YOU CAN'T HURRY LOVE(恋はあせらず」、BAY CITY ROLLERSの「SATURDAY
NIGHT」、「I ONLY WANT TO BE WITH YOU(2人だけのデート)」、「YOU MADE ME
BELIEV IN MAGIC(夢の中の恋)」、Crystal Watersの「Relax」、Janetの「if」、ポーラ・アブドゥルの「FOREVER
YOUR GIRL」、ポール・ハード・キャッスルの「19」、ちょっとおとなしめで言えば、BRANDY(with MONICA)の「THE
BOY IS MINE」、DEBORAH COXの「I Never Knew」、Swing Out Sisterの「NOW
YOU'RE NOT HERE」、バリー・マニロウ(後日紹介予定)の「コパカバーナ」、セルジオ・メンデス&ブラジル'66の「MAIS
QUE NADA(マシュ・ケ・ナダ)」、etc……。
と他にも名曲はいっぱいあるのでしょうが、殊ダンスミュージックの代表的なナンバーだけでもこれだけあります。これでも極一部なのではないか?と最近訝し気に思ったりもします。昔流行ったアリッサ・ミラノやカイリー・ミノーグは今ごろどうしてるだろう?とかWINKの曲ってやっぱり良かったよなぁ、とか様々な思いが脳裏を去来してやまない今日この頃です。
とまぁ、BOYS TOWN GANGをレビュるつもりが、単なる"ダンスミュージック礼賛"めいたものになってしまいました。このことは最初からある程度予測出来ていて、なかなかこのアルバムを取り上げる機会がなかったのですが、結局こんな内容になってしまいました。これはおそらく、「CAN'T
TAKE MY EYES OFF YOU(君の瞳に恋してる)」という一大ヒット曲のみが一人歩きして、それを歌うBOYS
TOWN GANGの存在があまりにも影になっているためとも言えるでしょう。
しかし、この往年のヒット曲は僕にとっては、小さな心の中のひときわ輝く思い出の曲であり(それはダンスミュージックという位置付けではなく、バンド演奏の曲だったとしても)、また他の方にとっても青春期の淡い記憶をよみがえらせてくれるような1曲だと思います。
4月に入って、また新たな節目を迎えるこの爽やかな春の季節、是非皆様も再度この曲に触れてみるのはいかがでしょう?
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