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東京少年のボーカルを務めたのはあの笹野みちる。1967年10月30日、京都府向日市生まれ。お母様は参議院の笹野貞子さん。中学から同志社大学の付属中学に通学。1988年にこの「TOKYO-SHONEN」でデビューを飾り、都内を中心にライブ活動を続ける。ときどきテレビ番組などにも出演し、レギュラーを飾った当時の人気ラジオ番組「ポップンルージュ(TBSラジオ・火曜日担当)」では、教職を目指しているだけあってウィットに富んだトーク(ギャグ?)でリスナーを虜にした。僕は中学2年でしたが、カードラジオを持って修学旅行に挑んだものでした。
また、映画「ガンヘッド」のテーマソングで先輩格の永井真理子が「TIME−Song for GUNHED」を歌えば、笹野みちるも負けじと、映画「サイレントメビウス」で「SAILING」を歌ったこともありました。
ところが、91年9月「嘘の人生は嫌!」と渋谷公会堂にて「東京少年」解散LIVE(ご両親も来ていました)。その後、同志社大学経済学部に復学。 当時のファンに忘れ去られてしまった頃、「ささのみちる」としてソロデビュー。頭を丸め、すっかり様変わりしてしまった笹野女史を、元ファンたちはどのように見ていたろうか?
そして95年、ついに幻冬舎より衝撃の告白本、「Coming OUT!」を出版。嘘をつき続ける自分に訣別し、女性アーティストとして初めて自分がレズビアンであることをマスコミに公表。男性ファンが激減するも、渋谷パルコブックセンターのベストセラー1位になり、著書の中で述べる堂々とした人生観が女性層に受け、新たな女性ファンを獲得した。カミングアウトをきっかけとして、ニュース番組や芸能・スポーツ紙などからインタビューを受けまくり、周囲の環境が激変したことも原因して心身に異常をきたし京都へ戻る。現在では97年に京都で結成されたフォークグループ、「京都町内会バンド」で活躍しています。
僕は、そんな笹野みちるの「東京少年」時代しか知らないのですが、その当時発売されたアルバム7枚を所有します。ビデオも2、3本持ってたりします。「ポップンルージュ」で放送した分のトークも、何本かカセットテープに落としてあったりします。何かのTV番組に出演して東京下町を散歩したときの模様を録画したビデオテープも持ってたりします。とある歌番組で永井真理子と幻の競演?を果たし、ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」を歌ったことを懐かしく思い出します。
同様に僕が中学3年の頃行った、新宿日清パワーステーションでのライブで笹野みちるに烏龍茶をかけられたことが思い出でもあり、また先の解散ライブに高校1年のとき友人4人くらいで行ったのも思い出となっております。 学生時代、当時付き合っていた彼女の友人が、京都の同志社大学に行っていて、東京で早稲田大学合唱部との混声の発表会に出るために上京して来たとき、僕らは見に行ったものでしたが、そのときもふと笹野みちるを思い出していたものでした。
そういうことですので、僕は初期の東京少年(「陽のあたる坂道で」くらいまで)が好きだったりします。ライブなどでは、ホッピー神山プロデュースの2ndアルバム「原っぱの真ん中で」の方が、収録曲(「針とパズル」、「どっかいっちゃった」etc……)の関係で盛り上がりはした覚えがありますが、なんとなく今回想すれば、この記念すべき1stアルバムが思い出されてならないのです。
何かにつけて「学校が好きだった」と言う笹野みちるの考え方というのは、その当時から曲の中などで見え隠れしていたような気がします。曲タイトルにもそれは現れていて、「ハイスクール デイズ」で、「Just
too late too sad 君ともう会えない/Just too late too sad 二度と戻れない/(中略)そんなこと何度も考えた lonely
day」と歌ったり、代表曲「れんがの学校」の「君と出会えた学校/(中略)毎日朝がつらかった/君と会うのがつらかったけれど/許して ほんとは友達でいたいよ」という歌詞にしてもそうですし、人気曲「性差別」で歌う「"原始女は太陽だった"と らいてう」や、「少年の夢」での「全てがウソをついていると思った」でも見られる刹那的な感情の舞台は常に「学校」であり、また一人称も常に「僕」であった。そうして普段からの自己の深い場所に位置した"思い"は、「書き」「歌う」ことによる更なる拡張を遂げ、自分が性同一性障害者であることの確信へと至ったのだろうと推測出来ます。ボーイッシュな笹野みちるの一面は、単なる一時のファッションではなかったということです。
そういや、一時僕が東京少年のファンクラブに入っていたとき(爆)、会員証の一つが東京少年のテーマでもあった「三角定規」であったことを思い出しました。なるほど、この三角定規にそんな深い意味があったとはね……。
ま、そんな感じで結論としては、女性の中でこれ以上カミングアウトされる方が増えないことを祈るばかりです。
なぜなら、その分女性とくっつける男の数が減ってしまうからです(爆)!どうせカミングアウトするなら全国の男性諸君にお願いしたいです。ライバルは少ないほどいいのら♪
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