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"日本の誇るラテン・ジャズフュージョン系ピアニスト"と言えば、もうこの人を置いて他にいないでしょう。聴いたことないよー、って人も、絶対一度はどこかで氏の曲に出会ってる筈……。中森明菜の「ミ・アモーレ」の作曲者と言えばイメージがわきやすいでしょうか?
このアルバムは、来年音楽活動暦50周年を迎える松岡氏の、音楽活動40周年時に出た2枚組ベストアルバムで、もちろん「ミ・アモーレ」も収録しながら、「松岡直也グループ」時代の曲や、シリーズもののコンセプトアルバム「ハートカクテル」の中の曲が満載の作品集と仕上がっています(ちなみに今年6月には氏の通算49枚目のアルバムが発売されています)。
以前、僕の高校卒業ライブのイベントバンドで、日本の爽やかフュージョンをメドレーでやろうという企画があったことをお話していますが、僕らが取り上げたフュージョン3曲の最後の一つが、このアルバムに収められた「DESAFIO」という曲なのです。ちなみに僕のギターソロ部はこの曲の進行のときが出番でした……(あとKeyソロも一緒)。
その氏の長い音楽活動歴の中では、やはりメンバー編成というものが多くなされてきました。いちいち詳しく時代考証出来るほどタイムリーに聴いてたわけではないので多くは語れませんが、一時期僕が日本人フュージョンギタリストの中で最も傾倒することになる和田アキラ氏をはじめ、是方博邦(g)、青山徹(g)、大橋勇(g)、先述の村上"ポンタ"秀一(d)、ペッカー(perc)、カルロス菅野(perc=菅野真吾=オルケスタ・デ・ラ・ルス)、久保田利伸(ゲストvo,)etc……、と参加するメンバーは一流揃いなのです。聴く者を虜にさせるサウンドなのも、これなら頷けます。
収録曲の方も、アップテンポな爽やかロック調フュージョンや、メロウなバラード、本場カリビアン系サウンドを醸し出した人気曲やヒット曲が満載で、「DESAFIO」を終えた僕らが、大学時代に再び氏の魅力に取り付かれていた頃、メンバー全員一致で「演りてぇ〜っ♪」と燃えたキメキメ・フレーズ満載の超大作?「ONE
LAST FAREWELL」(実際は演奏出来ず終い)、また「THE RUNNER 〜孤独のランナー」を弾いたのは大橋勇時代のようですが、この曲のギターパートのキャッチーさなどに一時期結構ハマってました。
他にも「ADRIA」や「NOCHE CORRIENDO」、「TOUCH THE NEW YORK PINK」、「TIME
AFTER TIME (時は過ぎても)」、「A FAREWELL TO THE SEASHORE (午後の地平線)」、「夏の旅」etc……。オススメ曲がいっぱいあります。
ラテンのノリが夏っぽいと思われがちですが、結構哀愁系なんですよ、それがまた。だから秋冬にももってこいなわけなんです。だって「ミ・アモーレ」ですよ……。んな感じで、是非聴いてみて下さい。
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