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80年代ジャーマンメタルのハシリ的バンド、以前にも紹介した一時代のギターヒーロー、Kai Hansen(カイ・ハンセン)がいた時代からのアルバムからセレクトした彼らのベストアルバムである。
この頃話題になったジャーマンメタルは、ほとんどがアドリブの少ないツインギター構成で、様式美傾向の聴きやすいサウンドとメロディを売りにしたものが多かった。
最初聴き始めたのは高校1年のときだったと思います。割と学校全体でも洋楽メタルの中で聴く比率は多いジャンルであったと記憶しています。
ロサンゼルスやボストンの人気バンドであった、アメリカを代表するガンズ・アンド・ローゼスやエクストリーム、ミスター・ビッグがどちらかと言うと文化祭やライブ等でコピーされる楽曲であったのに対し、これらジャーマンメタルは聴く派の友人たちの間でも広まっていた。
格調高い賛美歌のような旋律と、奇をてらったようなソロの導入部分や構成が、前年くらいから流行り始めた速弾き系ギタリスト――スティーブ・ヴァイ、イングヴェイ・マルムスティーン(アルカトラス)、(クリス・)インペリテリ、スティーブ・モーズ(・バンド)、カコフォニー(マーティー・フリードマン、ジェイソン・ベッカー)、トニー・マカパイン、ヴィニー・ムーアetc……――の曲調とはまた一味違い、当時の僕らにとって非常に新鮮に聴こえたものであった。
この頃(中学3年〜高校1年)はよく、学校のメタル好きの友人たちとCDの貸しあいや売買・交換をしていたものだった。テイチクレコードの募集していた「メタルマニア・シンジケート」に入り、髑髏マークの会員カードを持っていることが暗黙の了承であった(ホントか?)。気まぐれで送られてくる白黒の会報誌に目を通せば、アイスドアースやガンジーなど、笑えるくらいマニアックなメタルバンドの紹介が出てくるが、ドリーム・シアターなどの流行を予測していたのには脱帽ものであった。
とにかく古くはこのバンドの歴史は知らないし、再結成後の来日ライブにも行ってないので、その後のことも詳しくありませんが、このアルバムで言えば、当時燃えた曲が1曲目の「I
WANT OUT」と、9曲目の「SAVE US」ですね。『守護神伝』2部作など、昔からのハロウィーンファンも押さえて、きちんと「HELLOWEEN」や「KEEPER
OF THE SEVEN KEYS」というどちらも13分を超える超大作も収録されています。いやはや今聴いてもホントにドラマチックな展開の曲ですね。
「ジャーマンメタル」初体験の方に是非オススメしたいバンドと、そのアルバムのご紹介でした。
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